看護部トピックス

〇当院では、来院している患者さんにできるかぎり良い治療環境を提供したいと思い、環境やシステム改善、スタッフ教育のため毎月看護師会議や定期的に学習会に参加しスキルアップに努めています。

今回看護師が参加したセミナーで臨床心理士より紹介された内容がありましたので参考にされてください。

みなさんコロナ禍でなかなか人と会えず、不安があると思います。
お時間がある時にお試しください。

【イメージワーク】
治療の事を考えたいけど集中できない…どうにもならないと分かっているけれど手放すことが出来ない…など、いずれ解決しないといけないけど、今は考えないでおきたいコトがあれば試すと効果的です。

1.呼吸に意識を向ける(大きく鼻から吸って、長めに細く口から吐く)

2.思いついた気がかりな問題を1つだけ特定する

3.落ち着いて、身体とこころに意識を向け、2の気がかりな問題を思い出した時、身体のどの部分に存在するか確認する(頭、喉、肩、みぞおち、お腹など…)

4.3が身体のどの部分にあるか観察し、形、大きさ、色、触覚などをイメージする(丸、四角、トゲトゲ、ふわふわ、熱い、冷たい、重い、軽い…)

5.イメージされたものを身体の外に出す(全部はでなくてよい)(イメージで出す、身体を触ってだす、手で捕まえてだす・・・)

6.体の外に出た分だけ、イメージの中でさわり心地の良い自分の好きな布で包み、大切な箱に入れる

7.イメージの中で、自宅や実家、職場…どこでもいいので隠せる場所に保管する(保管場所は日常目に付くところはさける。思い出してしまうので。忘れていてもいい。思い出して、心の余裕があれば向き合ってみる)

*みなさんの気持ちが少しでも軽くなりますように